先週は東京の表玄関に建つ東京ドームについて話したので、
今日は、住まいの近くにあって目立たないが大切な福祉施設の話をした。
福祉施設ではバリアフリーが大切だが、それだけで事足りるといった
間違った考え方をしないよう力説した。この事をよく噛みしめてほしい。

昨年までこうした事例を解説する際に、環境工学以外の側面からも
建築の特徴を説明してきた。その事例の理解が深まる分、
この科目の主旨からは少し逸脱していると感じていた。
今年は教科書の説明に時間を当てたため、事例の説明は極力枝葉を落として
環境工学的側面に重点を置いた説明にしている。受講した感想はどうだろうか。
最終週に授業評価用紙を配るので率直な感想を聞かせてほしい。

いつもは最後列で聞いている学生２名が、今日は開始間際に入室したために、
最前列に座っている。板書するためその学生の方に近づいたら
「ちけー（近い）！」とか言っている。
前の方で聞くと迫力があって授業にも否応なく熱中できる。
同じ授業料を払うのだったらＳ席に座ったほうが絶対お得です。